ニキビ予防に最適な洗顔方法!回数、洗顔剤、保湿、クレンジング

ニキビ

ニキビ予防のために洗顔が大切であることは言うまでもありませんが、どのような洗顔が良いのかについては、色々な情報がありすぎて、どれが本当にニキビに効くのか分かりづらいですよね。

そこで、ニキビのある人がどのような洗顔をすべきなのかについて、 日本皮膚科学会が出しているガイドラインに基づいて解説します!

洗顔回数

1日の洗顔回数については、1回で十分派と、朝晩2回派に大きく分かれています。また、洗顔剤を使わないことによって肌本来の抵抗力を取り戻そうと主張する水洗顔派という過激派もいます。

結論から言いますと、洗顔剤を使って1日2回がベストです。水洗顔は論外です。アクネ菌の大好物である皮脂が落ちませんから。

2006年に行われた調査(*1)では、低刺激のクレンジング剤を使用した洗顔を、①1日1回行うグループ ②1日2回行うグループ ③1日4回行うグループの3グループに分けて、6週間それぞれの洗顔スタイルを続けた後、ニキビの状態がどのように変わったのかを調査しました。

その結果、①1日1回行うグループではニキビの悪化が見られたのに対し、②1日2回行うグループではニキビに明らかな改善が見られた との報告がなされています。

ちなみに③ 1日4回行うグループ の方は効果に大きな差は見られなかったとのこと。ニキビが気になるからと言って、一日に何回も洗顔したところであまり意味はないようですね。

ちなみに、日本皮膚科学会の出しているガイドラインにも、洗顔は1日2回行うことを推奨すると明記されています。

*1:Joanna Mimi Choi B.A. Vincent K. Lew B.A. Alexa B. Kimball M.D., M.P.H. “A Single‐Blinded, Randomized, Controlled Clinical Trial Evaluating the Effect of Face Washing on Acne Vulgaris”

洗顔剤の種類

日本皮膚科学会の出しているガイドラインでは、使用する洗顔剤はノンコメドジェニック(コメドを作らない洗顔剤)が推奨されています。

ノンコメドジェニックのおすすめ洗顔剤を今後紹介予定なので、こちらも参考にしてください!

保湿

洗顔の後には保湿が基本です。特に乾燥肌、混合肌の人は、肌の保水量を保つために化粧水での保湿を心がけましょう。

と言っておいてアレなのですが、保湿をしっかり行ったからといってニキビがすぐに改善するわけではない、ということを、皮膚科医の林(2016)は指摘しています。

実際のところ、ニキビ患者ではセラミド量の減少や、肌保水量の減少が見られるようなのですが、保湿が不十分であるから肌のバリア機能が低下してニキビになったのか、それともニキビになったから肌のバリア機能が低下しているのか、このあたりの因果関係がはっきりしていないようです。

ただし、皮膚科で処方された塗り薬を使用している人は、塗り薬の副作用である肌乾燥を軽減するために、十分な保湿が推奨されています。

保湿をして悪いことは起こらないが、過剰に保湿をしてもさほど効果はないと考えておいた方が良さそうですね。

クレンジングオイル

アクネ菌は皮脂を栄養にして繁殖しますので、油分であるクレンジングオイルはニキビに良くないのではと思う人もいるかもしれませんが、クレンジングオイルは使用してもOK、むしろ行うことを推奨されています。

研究(*2)では、6週間クレンジングオイルを夜の洗顔時に使用してニキビの状態を観察した結果、54例中75%近くの割合でニキビの改善が見られています。

特に日常的にメイクをする女性は、クレンジングオイルを使用してメイク落としをするのがニキビ予防・改善に有効です。

*2:川島眞他  尋常性痤瘡を対象としたクレンジングオイルの使用試験 臨床皮膚科 61巻8号 (2007年7月)

以上、ニキビ予防に最適な洗顔方法でした!どれも研究で裏付けのある方法なので、ニキビにお悩みの方はこれらの方法を基本にして、スキンケアを行うことをおすすめいたします!

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